トマトは生のまま食べれば、ビタミンCの損失がない

トマトは生のまま食べれば、ビタミンCの損失がない

トマトの特徴というと、見ているだけで元気になれるような鮮やかな色です。この色の成分はリコピンという色素です。

 

これは活性酸素を除去してくれる抗酸化物ひとつで、ガンやアレルギーだけでなく老化も予防してくれる効果があるのだそうです。また、テレビの情報番組などでも取り上げられ、その特集が組まれたりすることも多いですよね。それだけトマトというのは健康効果、美容効果のある食材だということなのです。ヨーロッパなどでは昔から「トマトが赤くなると医者が青くなる」「トマトのある家に胃病なし」などのいわれがあるそうですから、その健康効果も明らかです。最近では動物実験などによりトマトに降圧効果があることが分かってきています。高血圧患者さんの補助的な療法としてトマトが使われている国もあるようです。

 

それから、トマト1個をまるごと食べるとかなり満腹感がありますが、そのエネルギーは1個で約25キロカロリーです。食べ応えがあるわりにカロリーは低いので、ちょっと体重を落としたい方、肥満気味の方などは、食事の最初にトマトを食べることで食事全体の量を抑えることができるかもしれません。トマトに多く含まれる栄養成分としては、ビタミンAやCなどのビタミン類、クエン酸、水溶性食物繊維のペクチンなどを挙げることができます。クエン酸には鉄分の吸収を良くするなどの働きがありますし、ペクチンには血中コレステロールを下げたり、おなかの調子を整えるなどの働きがあります。トマトはいろいろな調理法で食べることのできる食材でもあります。

 

生のまま食べれば、ビタミンCの損失がありません。スープや煮込み料理など加熱して食べれば、ビタミンAを効率的に摂取することが可能です。コンビニやスーパーの店頭を見渡すと、ジュースやケチャップ、水煮、ピューレなどの加工品がたくさん並んでいます。これらにも生のトマトとそれほど変わらない栄養成分が期待できます。上手に利用したいものです。